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専門性を磨く覚悟を決めた転職活動

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(右)Tebiki株式会社 執行役員 桵澤さん、(中)Tebiki株式会社に入社された島村さん、(左)弊社コンサルタント中島

シリーズC従業員200人超のSaaS企業からシリーズAのTebiki株式会社でエンタープライズ向けCSに転職された島村さん。どのような背景で転職を決意し、どのような転職活動を行なったのでしょうか。転職した島村さんとTebiki株式会社執行役員の桵澤(たらさわ)さん、担当コンサルタントの中島で、当時を振り返りました。

★ Point

  1. 同年代・大手→ベンチャーのキャリアといった点で自身のロールモデルであった
  2. 内定がゴールではなく、今後のキャリアを見据えたフラットアドバイスがもらえた
  3. 職務経歴書の作成だけでなく、面接対策を精度高く行い、志望度の高い企業からの内定を獲得できた

経験にレバレッジをかけたチャレンジングな転職

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-----まずは経歴を簡単に教えてください。

島村さん: 新卒で某大手通信会社に入社し、代理店営業に3年ほど従事しておりました。その後本社の営業企画への発令が出たタイミングで、「もっと顧客と近い距離で仕事がしたい」という思いが溢れ、初めての転職に舵を切りました。2021年にBtoBマッチングサービスを提供するベンチャー企業にジョイン。カスタマーサクセスを中心に既存・新規事業ともに取り組ませていただきました。また直近1年ほどは新卒採用の主幹・一部中途採用もやらせていただきました。

-----転職を考えるきっかけは何でしたか?

島村さん: 大きく2点です。
・1つ目は直近は採用に従事していたが、改めてビジネスサイドでコミットしていきたいと思ったことです。
これまでよく言えば幅広く、悪く言えば「広く浅く」3職種を経験してきておりました。その中で、「自分といえば、これ」といった絶対的な自信を持つ職種領域がないことは若干のコンプレックスでした。今年30歳を迎える節目のタイミングで、何を掘り下げるのかしっかり決めて経験値を積みたい、と思ったことも背景にあります。私としては、採用よりもビジネスサイド(営業、CS等)、特に顧客と中長期的に信頼関係を積み上げる点にやりがいを感じていたカスタマーサクセスで掘り下げていくことを決意いたしました。

2点目としてはビジネスサイドでやるならば、エンタープライズ向けのCS等、より高度な顧客折衝にチャレンジしたいと思ったことがあります。
前職でもCSに従事しておりましたが、より1社1社に丹精込めてサクセスに導くことをやっていきたいと思い、エンタープライズ向けのポジションを志向いたしました。"

-----転職先はどのような企業を受けようと思っていましたか。

島村さん: 最初はシンプルにベンチャーに的を絞って受けていました。
それこそシリーズAに入ったくらいのフェーズで社員数が30名未満の企業も走りだしは受けておりました。やはりそういった企業はスピード感が早く自走が求められる環境が多く、選考を受けている中でそこまでギャップはなかった印象です。

一方で、あまりにアーリーフェーズすぎるとCS1人目でのジョインであったりとかなり手探りな環境が多そうな印象でした。そういった環境も魅力ではありましたが、自己流での業務習得というよりはもっと経験豊富な方がけん引する組織で、再現性のあるスキル習得をした方が良いのでは?という考えも出てきていたのも事実です。スピード感がありベンチャー的な風土はありつつ、一定組織としても成熟している、そんな環境が良いなという気持ちをもち、50-100名・シリーズB~Cくらいの企業にターゲットを改めました。

自身で選考を進めていた中での転職相談

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-----当初は自身で転職活動を進めておりましたが、どのような点に不安を感じて相談いただいたのでしょうか?

島村さん: 大きく2つです。
1つ目は、「本当はどんな企業なのか?」が独力だとわかりきらない点です。エージェントを介して選考を受ける中で、「この企業はこんなカルチャーです」「こんな方が活躍しています」といった第三者情報をいただけるのは大きな魅力だと思っております。
2つ目として、自身がダイレクトリクルーティングで企業探しをしている中で機会損失があるかも?という不安もありました。主観で考えた検索条件にマッチした企業を直感的に選んでエントリーする、といった流れで当初は転職活動をしておりましたので「もっと魅力的な企業・ポジションがあるかもしれない」「客観的にみて、どれくらいの条件面を期待できるのか?知らず知らずのうちに目線が低くなっていないか?」など漠然とした不安は常に持っておりました。その中で、誰かから助言をいただきながら転職活動できたらな~とエントリーを進めるにつれて徐々に思うようになっておりました。

-----どのようなことを期待して転職相談をいただけたのでしょうか。

島村さん: まさに、先ほど上記に記載した内容が大きいです。
また、今後のキャリアを見据えた際にフラットにアドバイスをいただけたら嬉しいと思っておりました。中には転職をとにかく勧める、内定承諾させてフィーを獲得するのがゴール、という方も多くいらっしゃると思いますがそうではなくできうる限り中立の立場をとっていただける方と進めていきたいと思っておりました。

中島さんは前職の同僚から紹介いただいて出会ったのですが、同年代・大手→ベンチャーのキャリアといった点で自身のロールモデルとして頼りがいのありそうな方だな、と第一印象で感じました。また、初回の相談時は「HRのキャリアを捨てるのは勿体ないかも...?」等迷いもまだまだあったのですが、「島村さんの志向性ならば、確実にビジネスサイドに身を置いた方が良い」と力強いアドバイスをいただき、まさに求めていたサポートをいただけている!と感動したのを覚えております。

-----転職活動を通じて苦労したことや、印象に残っていることはありますでしょうか。

島村さん:
苦労したことは正直特になく...書類作成についてもリードいただきスムーズに進行し、その後の選考についてもスムーズでした。日々中島さんとLineでコミュニケーションをとりながら、時にZoomで会話しながら手厚くアドバイスをいただいたので、本当に助かりました。
中島さんは、相談したい!と思ったタイミングで最短のスケジュールを提示してミーティングにも応じていただけ、Lineのレスポンスも怖いくらいに爆速です。私としても1つ1つ気合を入れて対策したのもありますが、中島さんのサポートなくしてここまでスムーズに進まなかったのでは?と思っております。
また、Tebiki以外にあと1社迷っている会社さまがあったのですが、そこは中島さん経由のエントリーではなく...その企業様を受けるにあたってのアドバイスもフラットにいただけた点や、意思決定に迷った際も私のキャリアに対してのベストを考えて対話いただけた点が印象に残っております。

シリーズAかつエンタープライズCSへのチャレンジの実態

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-----Tebikiの当時の印象と、入社してからの印象はどうでしょうか。ギャップはありましたか?

島村さん: 一次面接で桵澤と初めて会話しましたがその中でプロダクトとカルチャー双方に魅力を感じました。そして入社してからも相違なく魅力を感じられております。

tebikiは製造業を中心にあらゆる業種に、簡単に動画を撮影・編集できるプロダクトを展開しています。私としてもこれまでのキャリアで「背中をみせる教育」や紙ベースのマニュアルの不便を感じたり、トレーニーから何度も同じことを質問されるもやもや感は原体験として強くあったので、スッと腹落ちしたのを覚えています。また、選考の中でUIをみせていただき直感的に使いやすそう!と思ったのも魅力の1つです。
入社後はひたすらtebikiを活用してのオンボーディングでしたが、とにかく使いやすいです。顧客に自信をもって提案できる!と確信しております。
まず、自走を促すカルチャーであると選考時に桵澤から説明を受けとても魅力に感じたのを覚えています。性善説に則ってルールを決めすぎない、各々のベストだと思うやり方が尊重されているという点は入社のきっかけになりましたし、実際に入社してもその通りの環境だと思っています。
また、「最短距離を走る」というカルチャーがとてもしっくり来ております。どの職種を見渡しても、本当に徹底されていることを感じます。私も過去のCS経験で、ただ色んな機能を使ってもらいつつ顧客の信頼を得るというか仲良くなって満足していたケースが多かったと思います。でも実際はなにかを解決したいから顧客は契約しているわけなので...。顧客以上に顧客の課題から目を離さずにコミットする意識は、私もこれから研ぎ澄ましていきたいです。

-----今後の抱負や目標を教えてください。

島村さん: 社内で顧客に対して誰よりも解像度の高い社員になり、CSとして顧客の声を代弁する存在でありたいと思っております。
導入後のサポートをするCSこそ、顧客の生の声を代弁して社内/プロダクトに良い変化をもたらす起点であるべきだと思います。
「ユーザーの行動がすべて」を掲げるtebikiにおいて、この抱負は非常にハードルが高いものではありますが、周囲と切磋琢磨しながら頑張れればと思っております!
また、成果に対しても貪欲に取り組んでいきたいです。ベンチャー企業においては、やはり「会社が前進している感」があるからこそメンバーがより前向きな気持ちになるし漂う雰囲気も良くなっていくと思っています。tebikiでは事業の最前線を走りながらそれを成し遂げていきたいです。

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-----桵澤さんにも質問です。いきなりXで私から連絡しましたが、打ち合わせを快諾してくれました。どのような期待を当初はしていただいておりましたでしょうか。

桵澤さん: Xからアプローチしてくるエージェントの方はそう多くないため、興味を引かれた人事がまずはお話だけ、と打合せを依頼しました。実際お会いしてみたところ、当社事業への解像度の高さと熱意が素晴らしく、良いマスクレジュメのご提案もいただいたため、これは良いエージェントさんだと確信したようで、すぐに私への面談設定に至りました。ですから、お付き合いを始めた最初の頃から今に至るまで、中島さんに対しては、信頼できるコンサルタントという印象を持っていますし、しっかりと当社の事業やカルチャーにマッチする方をご紹介いただけていると思っています。

-----Tebikiの採用基準や活躍している方、共に働きたい方はどのような方でしょうか。

桵澤さん: 活躍している方の共通点を見ると、いくつか浮かび上がってきます。まず「自分で事業を大きくするんだ」という気概がある方だと思います。そういう方は視座が高く、多少の困難なことや状況であっても、打開に向けて自走し、時にチームや周りを巻き込みながら進み、最終的には大きな成果を上げ、そして大きな成長をされています。次に「成長意欲がある方」です。また、成長意欲の裏にある背景も大切だと感じています。単にスキルを身につけて市場価値を高めたいという方よりも、知的好奇心からやってみたい、楽しそうだからやってみたい、という方の方がストレッチできる傾向があるように思えます。あとは、「チームで挑みたい」という方も活躍されていると感じます。個人の力では最初のとっかかりや突破口を開くことはできると思いますが、その後のグロースには個人の力だけでは難しく、チームや仲間とともに突き進まないといけません。こういう方々と一緒に働けたら嬉しく思います。

-----今のフェーズだからこそ味わえる面白さはどのような点になりますでしょうか。

桵澤さん: 既存事業の安定的な収益をベースに新規事業に挑戦できる点です。Tebikiは製造業や物流業、小売業、サービス業などのデスクレス業界における人材教育の課題を解決するプロダクト"動画マニュアル"がマーケットにフィットし、私が入社した3年半前は社員数が7名くらいだったのですが、今では100名を超える規模になり、あっという間に事業が大きくなり、1→10フェーズに入ったと思います。安定したチーム作り、一定水準以上の仕組み化が進みつつあり、今後はイネーブルメントのような組織を立ち上げ、高い業務水準での標準化などを進める予定です。また、さらなる成長のため今年の1月に新規事業を立ち上げ、プロダクトリリース以降、機能開発を続けて現在マーケットにフィットしつつあります。この新規事業は0→1フェーズに近く、チーム作りや仕組み化など上流工程に携わることができます。そして、マルチプロダクトを計画しており、2つのプロダクトで終ることはなく、次の新規事業も構想中です。次の新プロダクトの立ち上げにも携われる機会も今後出てくると思います。このように、0→1フェーズに飛び込む、1→10フェーズで上流工程に携わる、10→100フェーズでグローバル展開など大きく成長させる、など様々な挑戦ができる点が魅力だと思っています。

狙った企業からピンポイントで内定を獲得するなら株式会社道標にご相談を。

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-----最後に、実際に転職支援を受けた島村さんからみて、弊社の支援はどんな方におすすめですか?

島村さん: キャリアアップを成し遂げたい方、チャレンジングな転職活動をしたい方におすすめです!
私としても、経験値が決して十分ではない中でエンタープライズ向けのポジションを狙って進めていたため、中島さんの手厚い支援は非常にマッチしました。
目線を高めに持って難しそうな企業/ポジションにもエントリーしましたが、中島さんと熟考して職務経歴書を作成したおかげもあって書類で落ちる企業は1社もありませんでした。
書類作成から手厚いサポートをいただいていたため、面接も自信を持って面接に臨めました。
私は、スピードよりも行きたい企業からの内定を確実に獲得することを大事にしており、その意向を汲んでくれた支援をいただくことができました。

著者プロフィール

中島康晶

2019年4月〜2021年8月 三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社 ・同期166人中4位の実績 2021年8月〜2023年4月 株式会社LegalOn Technologies 部長代理  ・最年少での課長、部長代理に昇進 ・部長代理として、マーケティング・インサイドセールス  フィールドセールス・カスタマーサクセス13名のマネジメントを経験 2023年5月〜2023年12月 フリーランス ・人材紹介事業、営業代行・営業コンサル事業を業務委託で行う。 ・マーケティングからインサイドセールス・フィールドセールスを支援。 2023年12月〜現在 株式会社道標 代表取締役 ・人材紹介事業、営業代行・営業コンサル事業を行う。 ・ベンチャー企業での酸いも甘いも経験した中で、より多くの人に  成長の機会を創出すべく、スタートアップに特化した採用支援をスタート

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